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天の時/地の利/人の和

天の時よりも地の利が重要。地の利よりも人の和がなによりも重要。

「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」

 

と中国古典の『孟子』にあります。               

 

天の時とは好機到来、絶妙のタイミングのことを言います。

この機を逃してはこんなチャンスは二度とやってこない。

創業するときや新たな事業に打って出るなど、まさに天の時です。

このコロナ禍の現在、新規事業に打って出るなんて、まさに今、天の時ととらえる人もいるでしょう。 

 

 

しかし天の時は地の利に及ばないということです。

例えば店舗を出店する際に、地の利(つまり立地条件)はおおいに効力を発揮します。どんなお客様を想定しているのか、そのターゲット層が通いやすい立地の条件は何か?はとても重要です。

また、話は一気にスケールを増して、最近の地政学のブームは国家戦略として重要性を増しています。

 

 

しかしながら、これらの天の時も地の利も及ばないものがある。

 

それが「人の和」だというのです。

 

組織の目標と個人の目標を一致させ、目標実現のためにたゆまぬ努力をする。

そして成果を喜び合う。それが組織文化となるまでに高め合う。

 

 

そんな組織の「人の和」こそ、最強の差別化のファクターであり、優れた経営者とは、この「人の和」をいかに構築できるかに最大の関心と努力を向ける人のことなのです。